核戦争を防止する石川医師の会では、2017年9月23日(土)、国連の定める「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」を記念して、国連核兵器廃絶デー記念講演会を開催しました。
■国連核廃絶デー記念講演会
講演会には県内外より約70人が参加。①当会世話人よる反核医師の会の紹介、②IPPNW(核戦争防止国際医師会議)ヨーク大会の参加報告に続き、③今年6月に完成したDVD「この空を見上げて~石川・被爆者たちの証言~」を一部上映したほか、④「核兵器禁止条約とこれから」をテーマに、山口大輔さん(NPO法人ピースデポ研究員)にお話しいただきました。以下に山口さんの講演概要を紹介します。
山口さんは、講演前半で、核兵器禁止条約とその制定過程を解説。 後半では、米朝関係の緊張下、軍備増強ではない解決策として、「北東アジア非核兵器地帯」の設立を提起しました。
北朝鮮は、米国の敵視政策と核脅威に対処してやむを得ない防衛手段として核兵器保有に至ったと主張しています。 また、昨年7月の時点では、条件(朝鮮戦争の休戦協定終結と平和協定の締結に加え、北朝鮮を標的とする核兵器の脅威がなくなる等)が整えば、非核化協議に応じる姿勢を示していました。
山口さんは、こうした北朝鮮の主張を紹介しながら、北東アジア非核兵器地帯実現までの道筋を示し、この構想への理解を求めました。 参加者からは、「非核兵器地帯の理解が深まった。国民皆で議論していく必要がある」等の声が寄せられました。
※ ピースデポでは、現在、「北東アジア非核兵器地帯」への自治体首長や宗教者からの賛同を募っています。ご協力をお願いします。
■白衣の街頭宣伝 ~ヒバクシャ国際署名とシールアンケートを実施~
講演会の前には、近江町市場前で、白衣の街頭宣伝を実施しました。30分間の短い宣伝でしたが、「ヒバクシャ国際署名」79筆を集約したほか(他団体集約分含む)、「核兵器をなくしたいと思いますか?」をテーマにシールアンケートを実施し、48人から回答を得ました。
<国連核兵器廃絶デー記念講演会のご案内>
日 時 :2017年9月23日(土)午後6時半~8時45分
会 場 :近江町交流プラザ 集会室(定員80人)
入場料 :無料(申込必要:☎076-222-5373)
内 容 :
(1)被爆の実相を知る【DVD上映】
DVD「この空を見上げて~石川・被爆者たちの証言~」より一部上映
(2)核兵器禁止条約について学ぶ【講演会】
核兵器禁止条約とこれから―北朝鮮とアメリカへの日本の回答、北東アジア非核兵器地帯-
お話:山口 大輔氏(NPO法人ピースデポ)
NPO法人ピースデポは、核兵器廃絶と軍事力に頼らない安全保障の実現をめざす市民発のシンクタンクとして、核兵器をめぐる国際情勢の最新動向を伝え、調査・研究活動を行っている団体です。
★ 同日17:30より、近江町市場前(エムザ口付近)にて、「ヒバクシャ国際署名」への協力を訴える街頭宣伝を行います。 こちらにもぜひご参加ください。
<案内チラシ>
核兵器禁止条約 制定!
被爆者の皆さんが「ふたたび被爆者をつくるな」と、世界中に訴え続けてこられた活動が遂に世界を動かしました!
2017年7月7日、核兵器の開発・製造から保有、使用の威嚇等を禁止する「核兵器禁止条約」が制定されたのです。
「生きている間に何としてでも核兵器のない世界を実現したい」という被爆者の皆さんの悲願達成まで、あと一歩!
核兵器の全面的廃絶のための国際デー(9/26)を前に、改めて被爆の実相を知り、核兵器禁止条約について学ぶため、国連核兵器廃絶デー記念イベントを開催します。お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。 日本を含む全ての国の条約批准をめざして、ご一緒に取り組みましょう!
※昨年の国連核廃絶デーの様子はこちら
▼主催
核戦争を防止する石川医師の会(☎076-222-5373)
▼後援
国際連合広報センター、石川県原爆被災者友の会、石川県生活協同組合連合会、石川県保険医協会、石川県民主医療機関連合会、NPO法人はだしのゲンをひろめる会、九条の会・石川医療者の会、原水禁石川県民会議、原水爆禁止石川県協議会、創価学会平和委員会、非核の政府を求める石川の会、朝日新聞金沢総局、石川テレビ、エフエム石川、テレビ金沢、北陸朝日放送、北陸中日新聞、北陸放送、北國新聞社、毎日新聞北陸総局、読売新聞北陸支社(順不同)





