はだしのゲン寄贈運動

私たち医療者は、広島、長崎への原爆投下による被害から、ひとたび核兵器が使用されれば医師は無力であることを学びました。人間の生命と健康を守る医療者として、ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒバクシャの声をあげ、核兵器廃絶のための活動を行うことが医療者の社会的責務である思っています。

漫画『はだしのゲン』(中沢啓治作、全10巻)は発刊以来、幅広い世代に読み継がれていますが、被ばくの実相を知る良書として、当会では石川県内の小・中学校の皆さんに是非読んでいただきたいと、2011年より寄贈運動を開始しました。

都合上、希望された小・中学校すべてに寄贈するということはできませんが、所蔵していない学校、欠損や破れ等がひどい状態にある学校を優先的に寄贈させていただいています。

<寄贈実績>
2011年~2023年2月10日までに、13市町に、日本語版を98か所、英語版をはだしのゲンをひろめる会との共同で12か所に寄贈しました。

  

はだしのゲン50周年

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