国連核廃絶デー記念上映が開催されました(2020年9月26日~10月2日)

毎年9月26日は国連が定めた「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」(国連核兵器廃絶デー)です。核戦争を防止する石川医師の会(石川反核医師の会)では、毎年この日の前後に、「国連核兵器廃絶デー記念企画」を開催。昨年は詩人のアーサー・ビナード氏とともに、核の本質と被害の実相を学びました。

今年は、被爆ピアノの音色を全国に届ける活動をしている矢川光則さんをモデルにした映画「おかあさんの被爆ピアノ」(ダブル主演:佐野史郎、武藤十夢(AKB48)/113分)の上映を行いました。会場はシネモンドで、9月26日(土)から10月2日(金)まで(1日1回上映/午前10時20分~)。

被爆ピアノの音色を届ける矢川さんがモデル

2018年の国連核兵器廃絶デー記念企画「被爆ピアノコンサート」は記憶に新しいことと思います。超満員となった石川県女性センターのホールに「被爆ピアノ」の優しい音色が響き渡り、歌や詩の朗読で高らかに核廃絶のメッセージを発信しました。この時、広島から被爆ピアノ2台を4トントラックで運んで来て下さったのが、今回の映画のモデルになった矢川光則さんです。映画完成の暁には石川県でも上映をと思っていましたが、新型コロナ感染拡大の影響が長引くなか、一昨年や昨年のように一か所に大勢を招くようなイベントは開催しにくい状況です。そこで、北陸唯一のミニシアター、いつも素晴らしい映画を届けてくださっている「シネモンド」に上映していただきました。

1週間の上映であれば入場者が分散され、コロナの影響で苦境にあるシネモンドの応援にもつながる!そんな思いもあった今回の上映会。コロナ下で目標は100人でしたが、それを超える145人もの方に足を運んでいただきました。

これまでは想像するだけでしたが、4トントラックに乗った矢川さんが、被爆ピアノと寝食をともしながら全国行脚する様子を知ることができ、改めて矢川さんの地道な活動に頭が下がる思いでした。また、被爆二世の方が抱える一言では言い尽くせぬ複雑な思いを知り、今なお続く原爆被害の深刻さを知りました。今後も多くの方に観ていただきたい映画です。

反核医師の会では今後も被ばくの実相を学び伝える企画を継続していきます。皆さんのご参加をお待ちしています。

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